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ブレックファスト・クラブ

THE BREAKFAST CLUB
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公開:1985年 / アメリカ / 監督:ジョン・ヒューズ
テーマ:相手を決めつけない ── アサーティブコミュニケーション 第4回

土曜日の居残いのこりに集められた、タイプの違ちがう5人の高校生。最初はおたがいを「あいつはこういうやつ」と決きめつけています。でも、1日をともに過ごすうちに——。この記事では、この映画から「相手を決めつけない」関わり方を学びます。

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授業で使えるPDF資料(2種類)
先生向けの授業ガイド(授業の流れ・発問例・配慮点)と、生徒用ワークシート。
特集「アサーティブコミュニケーション」第4回の教材です。
📚 もくじ
  1. この映画と「決めつけない」
  2. 「決めつけ(レッテル)」って?
  3. あらすじ
  4. 5人の「型(レッテル)」
  5. 舞台と時代
  6. 監督ってどんな人?
  7. 出ている俳優
  8. 決めつけが「ほどける」瞬間
  9. 決めつけないための4つの心がけ
  10. レッテルを外すワーク
  11. 今日のまとめ
1この映画と「決めつけない」

これまで「伝える」「聴く」「会話のキャッチボール」を学んできました。でも、会話をする前に相手を「こういうやつ」と決めつけていたら、本当のキャッチボールは始まりません。

➡ アサーティブの「相手も大切にする」は、まず「決めつけずに、相手を知ろうとする」ところから始まります。

2「決めつけ(レッテル)」って?

「あの人は〇〇なタイプ」と、一言ひとことで分類してしまうこと。これをレッテル貼ばり(ステレオタイプ)といいます。便利なようで、じつは危険きけんです。

🏷 決めつけた瞬間、相手を「知ろう」としなくなる
🔑 決めつけが会話を止める理由

① もう分かった気になって、質問しなくなる
② 相手の「例外」や「変化」が見えなくなる
③ 相手も「どうせ決めつけられている」と感じ、心を閉とじる
この映画の5人も、最初はこの状態じょうたいから始まります。

3あらすじ
📖 あらすじ

ある土曜日、5人の高校生が、罰ばつとして学校の図書室としょしつに集められます(休日の居残いのこり=反省はんせいのための時間じかん)。先生せんせいから出された課題かだいは、「自分とは何者か」という作文を書くこと。

5人は、優等生ゆうとうせい・スポーツ選手・不良・お嬢じょうさま・変かわり者。最初はぶつかり合い、たがいを決めつけていました。

でも、長い1日をともに過ごし、話すうちに、それぞれが家庭や学校でかかえる本当ほんとうの悩なやみが見えてきます。「型」の下したにある、一人ひとりひとりの素顔すがおに気づいていく物語です。

45人の「型(レッテル)」

最初、5人はこんな「型」で見られていました。まずは、このレッテルを覚おぼえておくと、変化がよく分かります。

📚
優等生
ブライアン
A・M・ホール
🏅
スポーツ選手
アンドリュー
E・エステベス
🧥
不良
ジョン
J・ネルソン
👑
お嬢さま
クレア
M・リングウォルド
🎨
変わり者
アリソン
A・シーディ

➡ ポイントは、この5つのレッテルが、物語の中でどう崩くずれていくかです。

5舞台と時代

🏫 舞台はどこ?

アメリカのある高校。ほぼ図書室の中だけで、1日の物語ものがたりが進すすみます。せまい空間くうかんだからこそ、会話かいわと関係かんけいの変化へんかに集中しゅうちゅうできます。

📅 いつの時代?

1985年に作られた映画で、1980年代のアメリカの高校がえがかれます。日本では1986年に公開されました(2025年に4Kで再上映さいじょうえい)。服装ふくそうや音楽は当時のものですが、「人を型で見てしまう」という悩なやみは、今も変かわりません。

💡 「スクールカースト」を考える

クラスの中の目めに見えない序列じょれつやグループ分ぐるーぷわけを「スクールカースト」と呼ぶことがあります。この映画は、その「壁かべ」をこえて人がつながれるかを問いかけます。

6監督ってどんな人?
ジョン・ヒューズ監督・脚本

1980年代のアメリカで、10代の気持きもちをていねいにえがいた青春映画せいしゅんえいがで知られる監督・脚本家きゃくほんかです。

『ブレックファスト・クラブ』は、「大人には分かってもらえない」10代の本音ほんねを正面からえがき、今も多くのティーン・ムービーの原点げんてんとされています。

7出ている俳優
アンソニー・マイケル・ホールブライアン(優等生)役
エミリオ・エステベスアンドリュー(スポーツ選手)役
ジャッド・ネルソンジョン・ベンダー(不良)役
モリー・リングウォルドクレア(お嬢さま)役
アリー・シーディアリソン(変わり者)役

この5人は当時の若手俳優で、本作をきっかけに「ブラット・パック」と呼ばれる世代の顔かおとして注目ちゅうもくされました。

8決めつけが「ほどける」瞬間

物語の中で、レッテルが崩くずれていくきっかけを探さがしてみましょう。だいたい、こんなときに起きます。

  • ① おたがいに「本音」を話したとき「じつは家で……」と、型の下にある悩みを打ち明けると、相手の見え方が変わる。
  • ② 「なぜそう思うの?」と質問したとき決めつけずに理由を尋たずねると、その人の背景はいけいが見えてくる。
  • ③ 共通点に気づいたとき「型」は違っても、同じ不安ふあんや期待きたいを持っていた、と分かる。
🤝 質問は、決めつけの反対

「どうせこういうやつ」と決めつけるのをやめ、「あなたはどう思う?」「なぜ?」と問といかける。これは、第3回で学んだキャッチボールの、最高さいこうレベルの一手です。

9決めつけないための4つの心がけ
🟩 ① 「型」でなく「その人」を見る肩書きやグループより、目の前の一人に注目ちゅうもくする。
🟩 ② 決めつける前に、質問する「なぜそう思うの?」で、理由りゆうや背景はいけいを知ろうとする。
🟩 ③ 第一印象を「仮かり」にしておく「今のところ」と保留ほりゅうし、更新こうしんする余地よちを残のこす。
🟩 ④ 自分も「型」で見られていると気づく自分が決めつけられて嫌いやだったことを、思い出す。

➡ 決めつけないことは、相手だけでなく自分の世界も広げます。

10レッテルを外すワーク
なまえ:
① 5人のうち、最初と最後で「見え方」がいちばん変わったのは誰?
② その人の見え方が変わった「きっかけ」は?
③ あなた自身が、誰かを「型」で決めつけていた経験はある?(書ける範囲で)
④ 逆に、あなたが「型」で決めつけられて嫌だったことは?
⑤ 決めつけないために、明日から試したい「心がけ」は?

🌱 今日のまとめ

人は、一言の「型」ではとらえきれません。

「決めつける前に、問いかける。」
  • 「型」ではなく、目の前の「その人」を見る。
  • 決めつける前に「なぜ?」と質問する。
  • 第一印象は「仮」。あとで更新していい。
  • 自分も型で見られていることに気づく。
  • 問いかけは、決めつけの反対の一手。

これが、『ブレックファスト・クラブ』からもらえる、いちばん大切なプレゼントです。

先生・保護者の方へ(鑑賞のご注意):『ブレックファスト・クラブ』はアメリカでR指定の作品で、強つよい言葉づかい、喫煙きつえん・大麻(マリファナ)の描写びょうしゃ、家庭の問題もんだいなど、大人向けの要素ようそを含みます。本ページは高校生以上を対象としています。日本でのレイティングは公開時期により異なる場合があるため、上映前に必ずご確認ください。授業での上映には、教育機関向けの適切な権利処理が必要になる場合があります。

著作権について:本記事の解説文はすべてオリジナルで作成しています。映画のポスター画像・俳優写真・場面写真は使用していません。作品の著作権は各権利者に帰属します。

AI生成コンテンツについて:本記事はAIを活用して作成しています。内容に誤りが含まれる可能性があるため、授業でご利用の際は事実関係をご確認ください。誤りにお気づきの場合は、お問い合わせよりお知らせください。

📚 参考資料(主な出典)