🕊️ 〜 G A N D H I 〜 🕊️

ガンジー

G A N D H I
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公開:1982年(日本1983年)/ イギリス・インド / 監督:リチャード・アッテンボロー / 188分
テーマ:暴力を使わずに社会を変える ── 特集「戦争と平和」 第6回

武器ぶきを持たず、殴なぐられても殴り返さない。それでも一歩いっぽも引かない──。インドを独立どくりつへ導いたマハトマ・ガンディーの生涯しょうがいです。この記事では、暴力を使わずに不正に立ち向かう「非暴力ひぼうりょく」という方法を考えます。

🕊️ 特集「戦争と平和」── 映画で考える8つの視点
  1. 1917 命をかけた伝令
  2. 西部戦線異状なし
  3. ダンケルク
  4. シンドラーのリスト
  5. 硫黄島からの手紙
  6. ガンジー(この記事)
  7. ブリッジ・オブ・スパイ
  8. ホテル・ルワンダ
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授業で使えるPDF資料(2種類)
先生向けの授業ガイド(授業の流れ・発問例・配慮点)と、生徒用ワークシート。
📚 もくじ
  1. この映画と「非暴力」
  2. 歴史の背景:イギリスの支配とインド独立
  3. どんなお話?(あらすじ)
  4. 「非暴力・不服従」とは
  5. 監督
  6. 出ている俳優
  7. 非暴力は「弱い」のか
  8. 授業で使える問い
  9. 考えるワーク
  10. 今日のまとめ
1この映画と「非暴力」

ここまでの特集では、戦争の悲惨ひさんさを見てきました。では、争いや不正に対して、暴力ではない方法で立ち向かうことはできるのでしょうか。

➡ ガンディーの答えは「非暴力・不服従ふふくじゅう」でした。それは「何もしない」ことではなく、とても勇気のいる「行動」でした。

2歴史の背景:イギリスの支配とインド独立

当時のインドは、イギリスの植民地しょくみんちでした。インドの人々は、自分たちの国のことを自分たちで決めることができませんでした。

  • 🚂 1893年・南アフリカ若い弁護士ガンディーは、肌の色を理由に列車から降ろされる差別を受け、差別と戦う活動を始めます。
  • 🧂 1930年・塩の行進イギリスが塩の製造と販売を独占し、税をかけていたことに抗議し、海岸まで長い距離を歩いて自分たちで塩をつくりました。
  • 🇮🇳 1947年・独立インドは独立を果たしますが、インドとパキスタンに分かれ、宗教の対立で多くの人が亡くなりました。
  • 🕯️ 1948年・暗殺宗教間の和解を訴え続けたガンディーは、ヒンドゥー教徒の過激派の男に暗殺されました。
3どんなお話?(あらすじ)
📖 あらすじ

映画は、ガンディーの葬儀そうぎの場面から始まり、南アフリカでの若き日にさかのぼります。

インドに帰ったガンディーは、質素しっそな服をまとい、人々とともに暮らしながら、非暴力でイギリスの支配に抵抗する運動を広げていきます。

逮捕たいほ、断食だんじき、塩の行進。そして独立と、その後の対立。ひとりの人間の信念が、国の歴史を動かしていく姿が描かれます。

4「非暴力・不服従」とは
🕊️ 従わない。でも、暴力は使わない。
  • ① 不正には従わないおかしな法律や命令には、はっきり「従わない」と行動で示します。
  • ② 暴力は使わない相手に暴力をふるわれても、やり返しません。
  • ③ 罰は受け入れる逮捕されても逃げず、正面から受け止めることで、不正を多くの人に見せます。
💡 なぜ「力」になったのか

無抵抗の人々が暴力を受ける様子が世界に伝わると、支配する側の「正しさ」が揺らぎます。非暴力は、世界の世論を味方につける方法でもありました。

5監督
リチャード・アッテンボロー監督・製作

イギリスの俳優・監督。『ジュラシック・パーク』のハモンド役でも知られます。ガンディーの伝記映画を実現させるために、約20年かけて準備を進めたといわれます。アカデミー賞では作品賞・監督賞など8部門を受賞しました。

6出ている俳優
ベン・キングズレーマハトマ・ガンディー 役

青年期から晩年までのガンディーを演じ、アカデミー主演男優賞を受賞。特集第4回『シンドラーのリスト』では、会計係シュテルンを演じています。

👥 30万人以上のエキストラ

葬儀の場面には30万人以上のエキストラが参加したとされ、「最も多くのエキストラが出演した映画」としてギネス世界記録にも登録されています。

7非暴力は「弱い」のか

非暴力は、ときに「弱い」「甘い」と言われます。けれど映画を見ると、殴られても前に進み続けることが、どれほどの勇気を必要とするかがわかります。

  • 🌍 世界への広がりガンディーの考え方は、アメリカの公民権運動を導いたキング牧師などにも大きな影響を与えました。
  • ⚖️ 限界と課題一方で、独立後の宗教対立や、多くの犠牲を防ぎきれなかったことも描かれます。

➡ 「非暴力なら何でも解決する」でも「暴力しかない」でもなく、その力と難しさの両方を考えてみましょう。

8授業で使える問い
🟩 問い1(歴史)塩の行進は、なぜ多くの人の心を動かしたのだろう?
🟩 問い2(公民)「不正な法律には従わない」ことは、どんなときに許されるだろう?
🟩 問い3(道徳)殴られても殴り返さないのは、弱さ? 強さ?
🟩 問い4(現代)今の世界で、非暴力で社会を変えようとしている例を探してみよう。
9考えるワーク
なまえ:
① 非暴力・不服従の3つのポイントを、自分の言葉でまとめよう
② いちばん勇気が必要だと思った場面は?
③ 身近な「おかしいこと」に、暴力を使わずにできる行動は?
④ 非暴力の「力」と「難しさ」を1つずつ書こう

🌱 今日のまとめ

武器を持たない人々が、ひとつの国の歴史を動かしました。

従わない。でも、暴力は使わない。
  • インドはイギリスの植民地で、ガンディーは独立運動を導いた。
  • 非暴力・不服従は「何もしない」ではなく、勇気ある行動。
  • その考え方は、キング牧師など世界の運動に影響を与えた。
  • 非暴力の力と、その難しさの両方を考えよう。
🐟 ちょこっと豆知識

ガンディーの名前の前につく「マハトマ」は、本名ではなく「偉大な魂」という意味の尊称です。本名はモーハンダース・カラムチャンド・ガンディーといいます。

先生・保護者の方へ:『ガンジー』は日本で映倫Gですが、上映時間が188分と長く、アムリトサル事件(1919年の虐殺)など暴力的な場面を含みます。本ページは中学生以上を想定しています。授業では場面を選んだ部分視聴が現実的です。植民地支配や宗教対立の背景を補い、特定の宗教や民族への偏見につながらないよう配慮してください。授業での上映には、教育機関向けの適切な権利処理が必要になる場合があります。

著作権について:本記事の解説文はすべてオリジナルで作成しています。映画のポスター画像・俳優写真・場面写真は使用していません。作品の著作権は各権利者に帰属します。

AI生成コンテンツについて:本記事はAIを活用して作成しています。内容に誤りが含まれる可能性があるため、授業でご利用の際は事実関係をご確認ください。誤りにお気づきの場合は、お問い合わせよりお知らせください。

📚 参考資料(主な出典)