ニュース、写真、映画、SNS。その情報は誰が、何のために、どのようにつくったものでしょうか。8本の映画を入り口に、情報をうのみにせず、確かめて受け取る力を育てる全8回の特集です。
メディアリテラシーは、情報を疑ってかかることではありません。確かめる手順を持つことです。この特集では、どの回でも次の4つの問いを使います。
前半(第1〜4回)は証言・報道・写真といった「情報の性質」、後半(第5〜8回)は映画やSNSが「つくる情報」を扱います。どの回からでも読めます。全8回の解説ノート・生徒用PDF・教員用PDFを公開中です。
ひとつの事件を、4人がまったく違う形で語る。証言が食い違う理由を、語る人の「立場」と「都合」から考えます。
新聞王ケーンの人生を、周囲の人々の証言でたどる。メディアを持つ者の力と、見出しがつくる世論を考えます。
硫黄島で撮られた星条旗の写真は、どのように「英雄の物語」になったのか。写真の切り取りと象徴を考えます。
記者たちが資料と証言を積み重ね、隠されてきた事実を報じるまで。調査報道と裏づけの大切さを学びます。
実際の救出作戦を描いた映画。どこが事実でどこが演出かを比べ、「実話にもとづく映画」との付き合い方を考えます。
ケネディ大統領暗殺を題材にした作品。記録映像・再現・推測が混ざる映画から、事実と主張を見分ける練習をします。
Facebook誕生を描いた作品。写真の無断利用やプライバシーなど、SNSの「はじまり」にあった問題を考えます。
SNSを開発した元社員たちが語る、注意を引きつけるしくみ。アルゴリズムを知り、自分で使い方を選ぶ力を育てます。
映画を「見て終わり」にせず、見比べる・確かめる・自分につなげる活動と組み合わせると効果的です。